2024.4.20〜2024.4.28
4月20日から28日までインド訪問して参りました。
今回の目的は、新たにSenSight Technologies社との業務提携の契約締結と、昨年業務提携したPlural Technology社との進捗状況確認です。
訪印のきっかけは、名古屋電機アドバイザーのDr.坪井さんが設立したMobei Forumの紹介のためIISC, IITH, HITACHI R&Dへの訪問に同行させていただく事となりました。
各所からMosaique社、eSoft社、Hopcharge社もご紹介いただき訪問して参りました。
行き先は、Bengaluru, Hyderabad, Delhi, Gurugramです。
往路フライト JL753 NGO(14:40)→NRT(18:45)→BLR(0:45)
Bengaluru (4月21日〜24日)
- 初日は時差ボケ解消のため、36度の中以下をゆっくり散策です
4月21日(1日目)
- Bengaluru Palace
- 19世紀の王宮、Bengaluruの歴史を垣間見れる
- 結婚式や最近では国際的なアーティストのライブでも使用される
- インドゾウの足で作った椅子が印象的
- カボン公園
- 19世紀に建造されたBengaluru最大の公園
- 「ガーデンシティ」「フリーダムパーク」と呼ばれているらしい
- ODA事業で設置した日本製信号機などの確認
- Bengaluruの主要3ロードに設置した歩行者信号機やカメラなどの確認
- インドの交差点は4方向のうち1方向ずつ青にするため待ち時間が長いらしい
- あとはあのUターン渋滞を何とかしたいところ
4月22日(2日目)
- IISC訪問
- 坪井さんによるMobei-forumの紹介。
- Prof. Kovvali と打ち合わせ
- Mobei-forumとの共同研究の可能性について
- 主に学生のための研究基盤の提供としてデータを共有すれば論文作成は可能
- Prof. P.G. Diwakar
- Genesia、宇宙用光学システムの紹介
- 衛星データを活用してCO2レベルを監視し、それをAutoBeaconとの統合により、環境に優しいルート提供が可能
- Mosaique訪問
- 丹治さんの紹介によりCEOの石川さんとミーティング、7年前に会社を設立
- 日本での就労を希望する学生や求職者を対象に、日本語と日本文化、IT、機械(CAD)、電気(組込システム)などの各分野で訓練を行う
- 学生はJLPTのN4〜N2を取得し、日本企業から正規雇用のオファーを待つ
- 通常、訓練期間は最低6ヶ月、日本企業からの資金提供、あるいはJICAからの資金調達も模索。
- 学生達との懇親会に参加して、彼らのモチベーションの高さと石川さんの教育方針の素晴らしさに感動
- OSTも1名に採用オファーを依頼、並行応募はしないとのことで、それも信頼に繋がっていると思われる。
4月23日(3日目)
- SenSight訪問
- MOU(業務提携契約)にサイン。
- 日本でのビジネスモデルの検討を継続する。日本版の別アプリとする可能性もあり
- Hitachi R&D訪問
Hyderabad (4月24日〜25日)
4月24日(1日目)
- Plural訪問
- Plural-OSTの過去一年間の進捗報告。
- Mobei-forumの紹介。
- オフショア開発の見積もり進捗確認。
- OST側のPLMの営業活動進捗と直面している課題の確認。
- 今回も日本とインドの文化交流を行った、毎度大歓迎していただきありがとうございます!
4月25日(2日目)
- IITH訪問
- Digvijay教授との打ち合わせ、Mobei-forumの紹介。
- Tihan施設の現地視察(自動運転設備に興味津々)
- 急遽坪井さんによるITSの講義。
- Suzuki Innovation Centerとの打ち合わせ、Mobei-forumの紹介。
- eSoft訪問
- 20年の業績で、主にインドの政府関連の仕事を多く手がける
- Water ManagementおよびEducation Managementのサービス提供、BLAZEという自社製品もあり
- 海外市場への展開を目指しており、特に日本市場での展開を計画中
- OSTとの業務提携も検討しており、オフショア形式での協力も可能
Delhi(4月26日〜27日)
4月26日(1日目)
- HOPCHARGE訪問
- EV用の可搬式バッテリーチャージシステムの開発を行なう
- ワゴン車に乗せてアプリから予約した場所に移動してチャージする。1%/分でチャージ可能
- インドは路上駐車も多く、チャージ場所が限られているため有効。タタ、VOLVO、BMW、ミニ、シトロエンと契約済み。
- Emergencyにも有効だと思うが、今は考えていないとのこと
- 日本への展開やシステム開発でOSTの協力もあり得る
4月27日(2日目)
- Sunder Nursery散策
- 40度超えのデリーにて軽く熱中症気味になりながら散策
- 16世紀の複合遺産公園、15 件の文化遺産があり、うち6 件がユネスコの世界遺産
- 「デリーのセントラルパーク」と呼ばれている
復路フライト JL30 DEL(19:05)→HND(8:05)→NGO(9:05)
今回は軽く熱中症気味になりながらも、胃腸はまったく問題なく、インド順応できたものと思われます。
また今回の訪印にて2社目の業務提携もでき、ますます勢いを増しているインドIT業界と更なる連携を行うと同時に、インドの交通渋滞および交通インフラの改善とドライバーの行動変容も含めて、日本から支援を行えるよう努めて参ります。